川崎市は、神奈川県の北東部に位置し、多摩川を挟んで東京都と隣接。横浜市と東京都に挟まれた、細長い地形です。
市内を縦断する形でJR南武線が通り、南武線と交差する形で5つの私鉄(京急線、東急東横線、東急田園都市線、小田急線、京王相模原線)とJR線が横断しています。
面積は144.35km²で、東西が約31km、南北が約19kmとなっており、北西部の一部丘陵地を除いて起伏が少なく、比較的平坦な地域となっています。
面積については、政令指定都市20市の中で最も小さい市となっています。
また大小含めて約1,300弱の公園・緑地があり、川崎市多摩区と宮前区にまたがる都市公園である生田緑地は、春には桜、初夏にはハナショウブ、秋には紅葉と四季折々の自然に触れることができます。
緑地内には、「岡本太郎美術館」をはじめ、「藤子・F・不二雄ミュージアム」、プラネタリウムが人気の「かわさき宙(そら)と緑の科学館」などの文化施設も併設されています。
川崎市には7つの区があり(川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区)、
人口は令和5年3月1日現在で1,538,998人、762,191世帯となっています。
東京へのアクセスが良いため人口は増加傾向にあり、市のほぼ全域で宅地化が進んでいます。市域面積が狭いので人口密度は高めです。
古くは東海道、中原道、大山道、津久井道が南北に通り、川崎宿などの宿場を中心にして発展してきた背景があります。
川崎大師は初詣発祥の地として多くの参拝客が訪れ、参拝客数は日本3位・県内で1位でとなっています。
川崎駅・京急川崎駅周辺が中心市街地であり、特に川崎駅東口を中心に関東有数の繁華街・歓楽街が広がっているほか、西口にはショッピングセンターとして日本2位の売上を誇る巨大商業施設ラゾーナ川崎プラザが位置しており、駅周辺は非常に賑わっています。
東海道線や京急線を中心に古くからの市街地が形成されているほか、現在は新百合ヶ丘や武蔵小杉などの市の北西部を中心に東京近郊の新興住宅街(ベッドタウン)が広がり、特に多摩川沿いの武蔵小杉駅周辺には東京への通勤者向けのタワーマンションが林立しています。
また、臨海部は京浜工業地帯の中心的地区で日本有数の工業都市といわれる所以であり、川崎市はエリアによって繁華街、工業地域、超高層マンション街、郊外の新興住宅地と多様な面を併せ持っています。
《有名スポット一例》
・川崎大師(平間寺) |
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48 |
・東京湾アクアライン |
神奈川県川崎市川崎区浮島町 |
・生田緑地 |
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-4 生田緑地東口ビジターセンター |
・ラゾーナ川崎プラザ |
神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 |
・川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム |
神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1 |
・東扇島東公園 |
神奈川県川崎市川崎区東扇島58-1 |