墨田区の人口は、令和5年1月1日現在、275,724人となっており、東京23区中16位となっています。また、世帯数は157,015世帯となっており、東京23区中15位となっています。
面積は13.77㎢となっており、これは23区中第17位となっています。
墨田区は、東京区部の東側に位置し、隅田川・荒川・中川に囲まれており、区名は「隅田川」に由来します。下町が多く残っており、江戸の文化が今も息づいています。
区の北部を流れる隅田川が墨田区の象徴であり、隅田川花火大会は日本最古の花火大会と呼ばれ、毎年多くの観光客で賑わっています。
2012年(平成24年)には、世界有数の高さを誇る「東京スカイツリー」が開業し、ふもとには商業施設「東京ソラマチ」もオープン、300以上のお店が入り墨田区を代表する施設となっています。
動物性油脂を原料とする石鹸づくりも、地場産業として地域の経済を支えています。区内には石鹸メーカーが多数立ち並ぶこととなり、
「花王株式会社」や「ライオン株式会社」、「株式会社資生堂」などの有名企業が軒を連ねます。
軽工業が発達しており、東京を代表するモノづくりの街として発展してきました。区内工場数は2,000ヵ所を超え、この数は23区の中でもトップクラスです。
小規模事業所が多いのも墨田区製造業の特徴で、多品種で小ロット生産、短納期を得意としている企業が多くあります。
墨田区内では南部に位置する両国には、「両国国技館」があり、相撲の町として全国的に名前を知られており、町のいたるところで相撲部屋やちゃんこ屋さん、蕎麦屋さん、足袋屋さんを見ることができます。
街の中で力士を見かけることも多くあります。
江戸東京博物館は、江戸・東京の歴史や文化、生活を体感できる博物館で、常設展示室では、江戸時代の日本橋や芝居小屋を実物大で再現した大型模型をはじめ、明治時代の鹿鳴館や銀座煉瓦街の当時の様子などを立体的に展示していて、名の駕籠や人力車などの体験型の模型も充実しています。
浮世絵や着物、生活道具など季節ごとに当時の資料も豊富に展示しており、楽しみながら江戸・東京の歴史を学べます。
墨田区の代表的なイベントとしては、「隅田稲荷神社例大祭」が有名です。弓張提灯を四面に掲げた「万燈神輿」(まんとうみこし)の発祥地とされる「墨田稲荷神社」で、毎年6月に開催。
祭りでは神輿の渡御が行われ、夜には万燈神輿の美しい光景を楽しむことができます。
《有名スポット一例》
・東京スカイツリー・東京ソラマチ |
東京都墨田区押上1-1-2 |
・両国国技館 |
東京都墨田区横網1-3-28 |
・隅田稲荷神社 |
東京都墨田区墨田4-38-13 |
・江戸東京博物館 |
東京都墨田区横網1-4-1 |
・香取神社 |
東京都墨田区文花2-5-8 |
・吾妻橋 |
東京都墨田区吾妻橋1丁目 |
・円通寺 |
東京都墨田区押上2-39-6 |
・錦糸公園 |
東京都墨田区錦糸4丁目-15-1 |