電子レンジは何ゴミ?小型家電リサイクル法って何?不要になった電子レンジの処分方法!
毎日の料理の支度に欠かせない電子レンジ。
食材や飲み物を温めるだけでなく、野菜を蒸したり豆腐の水分を飛ばしたりと、工夫次第で使い方は様々。
オーブン機能付きのものならローストチキンや焼き菓子・ケーキなどの本格的な料理も作れるので、ほとんどの方のキッチンに電子レンジはあるのではないでしょうか。
そんな便利なキッチン家電の一つである電子レンジですが、故障や買い替えなどで不用になった場合はどのように処分すれば良いのでしょうか?
電子レンジは意外と長持ちするので、「子供の頃に使っていたものが実家ではまだ現役!」という方も多く、電子レンジを処分する機会はこれまであまりなかったかもしれません。
そこで今回は、
まだ使えるからと長年使っていたけれど、買い替えて多機能なオーブンレンジにしたい!
引っ越しするのでこれを機に古い電子レンジを処分したい!
とうとう電子レンジが壊れた!でも何ゴミで捨てたらいいのかわからない…
という方へ向けて、電子レンジの正しい処分方法について解説していこうと思います。
壊れてしまった電子レンジや、まだ使えるけれど買い替えで不用になった電子レンジなど、それぞれの状態に合わせて適した処分方法を説明しておりますので、お役に立てば幸いです。
目次
電子レンジは小型家電リサイクル法の対象品目
まず初めに説明しておかなくてはいけないのが、「小型家電リサイクル法」についてです。
こちらは2013年の4月より施行された法律で、家電製品に含まれているまだ使える金属(鉄・アルミ・銅・レアメタルなど)をリサイクルし、再資源化するための取り組みです。
電子レンジの他には携帯電話やゲーム機、デジタルカメラ、電動工具やハンディ扇風機、ドライヤーなど、手で持てるくらいのサイズの様々な家電製品が対象となっています。
エアコンや洗濯機、冷蔵庫にテレビの4品目が対象の「家電リサイクル法」のように、処分にリサイクル料金と運搬費はかかりませんが、小型家電の処分は自治体によって対応が異なりますので、次から詳しく説明していきます。
電子レンジの処分方法
小型家電リサイクル法の対象品目である電子レンジ。
正しく処分するには大型の家電のように、何か特別な手続きが要るのでしょうか?
ここからは電子レンジの主な処分方法について、さらに詳しく解説していきます。
粗大ごみで処分する
小型家電は自治体によっては回収ボックスが設置され、そこに入れておけば無料で回収してもらえることも多いです。
ただ、回収ボックスのサイズは決まっており、そこに入るサイズの小型家電のみが対象となります。
「小型」家電という扱いですがおそらく電子レンジは回収ボックスには入りませんので、それ以外の方法を探すことになるでしょう。
そこで第一に挙げられるのは、粗大ごみに出すという方法です。
1辺が30センチを超える大きさの不用品は粗大ごみで処分するよう定められている自治体も多いため、電子レンジはこの方法で処分することが多いかと思います。
自治体によって多少ルールが異なることもありますが、おおまかには
① HPや電話で回収の予約をし、処分費用を確認
② 費用分の手数料シールをコンビニやスーパーなどで購入する
③ 必要事項をシールに書き込み、電子レンジに貼る
④ 回収日当日の朝、指定の場所へ電子レンジを運び出す
という手順になります。
処分にかかる費用は、
・葛飾区・千代田区では300円
・中央区・港区・文京区・渋谷区・豊島区・中野区・練馬区・杉並区・北区・江戸川区・荒川区・墨田区・台東区・足立区・江東区では400円
・品川区・目黒区では600円
・世田谷区・大田区・新宿区では800円
と、東京都の中でも差がありますがだいたい数百円~高くても1000円ほどです。
回収日は月に1~2回と定められており、いつでも好きな時に電子レンジを処分できるわけではないのでご注意を。
また、指定された回収場所までは自力で部屋から運ばなくてはならないので、力のない人や高齢の方は注意が必要です。
居住している人全員が65歳以上であるなど、条件を満たせば室内からの運び出しも行ってもらえるケースもありますので、お住まいの自治体に確認してみると良いでしょう。
粗大ごみ処理センターへ持ち込む
電子レンジはサイズによっては頑張れば一人でも運べるサイズですので、自分で自治体の処理センターへ持ち込むという方法もあります。
この場合は重さによって処分費用が変わりますが、粗大ごみとして戸別回収に出すよりもさらにお安く処分できることも。
近所に処理センターがある方ならこの方法で処分するのがお得ですね。
持ち込みには事前予約が必要なこともありますので、電子レンジを持ち込む前に一度電話で問い合わせてみましょう。
不燃ごみで処分する
一部の自治体では電子レンジを粗大ごみではなく、不燃ごみとして処分できるところもあります。
一般のごみとして捨てられるので、無料で電子レンジを処分できるのはありがたいですよね。
不燃ごみ用の袋に入ること、かつ袋の口が縛れること、など自治体によって条件が違いますので、こちらも前もって確認が必要です。
家電店で引き取ってもらう
テレビやエアコンなどのリサイクル家電4品目の場合は、その資源を保全するために、買い替えでなくても家電量販店などは回収を引き受けなくてはいけませんでした。
電子レンジを始めとした小型家電の場合でも、持ち込みや出張で回収を依頼できる家電店はあります。
ただし買い替えによる下取りを条件としたところも多く、回収だけでは費用が割高に設定されていることもありますので、各ショップのサイトや店頭などで下取りについての記載をよく見ておくとよいですね。
メルカリなどのフリマアプリで売る
個人でも参入しやすいフリマアプリやネットオークションを使って、使っていない電子レンジを売るという方法もあります。
多少状態の良くない電子レンジでも、機能が少ない電子レンジでも、とにかく安く買いたい!という層が一定数いるため、意外と買い手がつくことも。
自分で自由に価格を設定できるのが魅力ですが、出品してすぐに売れるわけではないのでもし買い手がしばらく現れなければ、その間はずっと電子レンジを保管しておかなくてはいけません。
そのため、今すぐに電子レンジを処分したい方には向かない方法と言えるでしょう。
また売買が成約してからも梱包、発送とやることは意外と多いので、忙しい方にも不向きの方法と言えます。
梱包資材や送料などは出品者が負担することが多いため、早く売りたいからと最初に金額設定を安くしすぎると売上が全然手元に残らなかった…なんてエピソードも。
長い目で、売れて少しでも収支がプラスになればいいかなくらいの気持ちで出品してみましょう。
リサイクルショップで売る
まだ使用できる電子レンジであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうこともできます。
お金を支払って処分するつもりだった電子レンジがお金に変わればラッキーですよね。
少しでも高く買い取ってもらいやすくするコツをまとめましたので、参考になさってください!
電子レンジを高く売るコツ
まずは、電子レンジをきれいに掃除しておくことです。
電子レンジに限らず、中古商品を買う人が重視するのはその「状態の良さ」です。
料理に使う電子レンジは、油汚れや焦げなどがつきやすいですが、使い込まれて明らかに汚い電子レンジではなかなか欲しいという方は現れません。
重曹などを使ってベタベタ汚れや焦げはできる限り落としておき、天面のホコリなども拭き取っておきましょう。
あとは説明書などの付属品があれば揃えておき、できるだけ購入前の状態に近づけます。
電子レンジの場合は中の回転皿や鉄板が揃っているかどうかで査定額も大きく変わります。
それから意外と忘れがちなのが、シーズンを見極めて売ること。
電子レンジは一人暮らしを始める人が準備をし始める2~3月くらいに売ると、需要が高まっているため買い取ってもらいやすいでしょう。
だからといって次の新生活シーズンまで、と今から眠らせておくのはもったいないので、年式が下がってしまう前に売るのも得策です。
電子レンジの人気メーカー
中古市場で人気の電子レンジのメーカーといえば、
・SHARP
・Panasonic
・東芝
・日立
などは独自の機能がついた高級モデルも販売しており、国産メーカーの安心感もあってか高値で買い取ってもらいやすいでしょう。
・ハイアール
・山善
・アイリスオーヤマ
・ツインバード
など、そもそもの定価が安価なメーカーの電子レンジも、状態によっては金額がつきますのでまだまだ使える状態であれば一度査定に出してみることをおすすめします。
不用品回収業者に依頼する
メルカリなどに出品したけど購入者が現れなかった、リサイクルショップに査定に出してみたけど値段がつかなかった、明らかに壊れている…という電子レンジは残念ながら処分することになります。
先程も説明したように、電子レンジは粗大ごみで処分することもできますが、
・自分で運び出すのが難しい
・急いでいて、回収日を待っていられない
・電子レンジ以外にも不用品がたくさんある
・台所が汚くて近づけない
とお困りの方におすすめなのが、不用品回収業者に回収を依頼する方法です。
安くても数千円からと費用はかかりますが、その分手間はほとんどかかりません。
電子レンジ一つだけの回収ですと割高になってしまうので、オトクなパック料金などを設けている業者を選ぶと電子レンジ以外の不用品もまとめて回収してもらえます。
無料で見積もりをしてくれるところが多いので、まずはメールや電話で相談して見積もりに来てもらい、費用が折り合えば日程を決めていきます。
仕事で日中は忙しい方でも、休日や早朝・夜間に対応してくれますし、業者のスケジュールが合えば見積もりと同時に回収してもらうこともできるため、長年処分に困っていた時間は何だったのだろうと思うくらいにあっさりとキッチンが片付きますよ。
また、台所が汚れていて、恥ずかしくて人に見せられない…という方は、ハウスクリーングも同時に行える不用品回収業者を選ぶと良いでしょう。
電子レンジの回収だけでなく、プロの手で掃除をしてもらえるのでお部屋がスッキリと生まれ変わるのを実感できます。
レンジフードだけ、水回りだけ、エアコンクリーニング、お部屋全体、などポイントでお願いできるので、気になっているけれど自分の手には負えない、触りたくない、という方はぜひハウスクリーニングを同時に行える業者もご検討ください。
悪徳業者には依頼しないで
「お住まいの自治体 不用品回収」などで検索すると、かなり多くの不用品回収業者がヒットするかと思います。
全てが優良な不用品回収業者であればいいのですが、中には悪徳業者も紛れ込んでいますので注意が必要です。
・無料だと聞いていたのに、全然違う料金を請求された
・お願いしていないものまで持っていかれてしまった
・回収したものを不法投棄していた
などがよく報告される被害です。
不用品をリサイクルし、また使える状態にしたり地球環境に配慮して適切に廃棄するにはコストがかかります。
そのため、「無料」や「ありえないほどの低単価」で回収すると喧伝しているところはほぼ悪徳業者と見て間違いありません。
金額の安さで消費者を釣り、いざ積み終わったら不当な料金を請求するという手口で、それを断ってキャンセルしようとすると今度はキャンセル料を払えと脅してくる業者までいるというから驚きです。
これから不用品回収業者を利用しようと考えている方は、あまりに都合のいい情報には飛びつかず、
・何にお金がかかるか、適正な料金であることの説明をしてくれる
・地域での実績を多くサイトに載せている
・不用品回収に関する自治体の認可を持っている
このポイントに注意しながら業者を決めましょう。
まとめ
身近な家電製品のひとつである電子レンジの処分方法についてお話してまいりました。
基本的には粗大ごみで捨てることが多いと思いますが、SHARPやPanasonicなど国産の人気メーカーのものや、買ってまだ年数の浅い電子レンジであれば、一度査定に出してみると少しはお金が返ってくるかもしれません。
汚れや劣化もひどく、とても売れるような状態ではない電子レンジをお持ちであったり、電子レンジ以外にもまとめて不用品を処分したい!という方には我々エコピットのような、不用品回収業者がおすすめです。
電子レンジお一つからでも回収に伺いますし、オトクなセットプランもご用意がございます。
早ければ即日での対応ができることもございますので、スケジュールもできる限り柔軟に対応させていただきます。
台所や部屋をごみ屋敷状態にしてしまった…という方も、ご安心ください。
エコピットではハウスクリーニングにも熟知したスタッフがおりますので、お客様のお困りに合わせて最適な解決策を一緒に考えていきます!
関東地方で電子レンジを始めとした不用品の処分にお困りなら、エコピットへぜひ一度ご相談ください!
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